こんにちわ、こっぺです。
この記事は前回の記事の続きになります。
まだ読んでないよという人は、下のリンクからどうぞ。
【2日目】シカゴ郊外のスーパーマーケット5店舗を視察
マリアノス
マリアノスはアメリカのスーパーマーケット大手「クローガー」の傘下にあるスーパーマーケット。
マリアノスの特徴は「イートインスペース」がかなり充実している点です。
店内にはオイスターバーなどもあって、日本のスーパーでは考えられません。
因みに、イートインスペースの模様は商人舎の結城先生のブログに掲載されていますので、興味のある方はどうぞ!
マリアノスで目についたのはミートのRTC(レディー・トゥ・クック)商品。
そして、デリに並んでいる「イタリア風」デリの数々
マリアノスというスーパーは、買い物に来る場所だけでなく「食を楽しむ場所」という印象が強かった。
高所得者層のニーズに合致させるような店内の売場・テナント配置、品揃えにとても驚きました。
イートインではお酒も飲めてしまうので、ここで半日過ごせそうですw
アルディ
アルディはドイツに本社があるディスカウント・スーパーマーケット。
ヨーロッパを中心に各国に進出し、今でアメリカで2,100店舗もあるそうです。
アルディとジュエル・オスコの違いは「値段の安さ」
この値段の安さの裏には「人件費・経費の削減」という企業努力があります。
余分な経費削減が企業努力で行われているから、価格に転嫁されて安いんですね。
そして、アルディではアルディの「PB(プライベートブランド)商品」がとにかく人気。
アメリカではあまり見られない、ヨーロッパ向けの商品が販売されていて、安さの割にクオリティが高く、お客様に大人気。
価格で低所得者層・中所得者層の支持を集めながら、PBで高所得者層のライフスタイルに合致した商品を品揃えをすることで、幅広いお客様からの支持を集めるのがアルディというスーパーなんですね。
フレッシュタイム・ファーマーズマーケット
前回の記事でも紹介したフレッシュタイム・ファーマーズマーケットの別店舗。
ホールフーズ
前回と同様にホールフーズの別店舗を視察。
他の売場も圧倒的な品揃えでした(水産担当だけにシーフード売場中心に写真をとっていましたw)。
ホールフーズはどの店舗でもこのような感じで、高所得者層と見られるお客様が大勢いらっしゃいました。
Amazon Go
シカゴにはアマゾンの実験店舗「Amazon Go」があります。
このお店、知っている方は知っていると思いますが、店内売場には人が1人しかいません(監視役)。
(お店のプライベートルームには商品補充要員となる従業員がいます)
ほぼ「無人店舗」なんですね。
入店する際は「Amazon Go」のアプリをスマホにダウンロードし、クレジットカード番号を入力してからお店に入ります。
入店口にはゲートが用意されていて、ゲートのリーダーに、アプリに表示されるQRコードをスキャンさせてから入店します。
店内はコンビニのような品揃えで、簡単な食事、飲み物、Amazon Goのグッズが販売されていた。
その後は、好きな商品を持ってお店を出るだけ。
数分後にアプリに請求書と明細書、支払い完了の通知がきます。
仕組みは、多くのカメラとセンサーで顧客一人一人の行動を監視されていて、入店の際にスキャンした個人コードと行動・購入商品を紐付けして管理しているんですね。
「Business insider」さんの記事にAmazon Goのことが詳しく書かれていますので、興味のある方はどうぞ。
小売業の近未来的な店舗として、非常に興味深かったですね。
2日目のまとめ
2日目は1日目とはまた違った店舗を視察しました。
テーマは「高所得者層をターゲットにした各企業の取り組み」と「小売業の新しい挑戦」でした。
マリアノスはテナント、アイテムを変えて競合店と差別化。
アルディは安さとPBで差別化
フレッシュタイムはアイテムを変えての差別化。
各企業、独自の色を出しながら高所得者層のニーズを満たす取り組みをしていました。
そして、小売業の未来を形にしたようなAmazon Goも小売業のAI活用でとても勉強になりました。
近い将来、コンビニがこんな形になっていくんだろうなと、想像してしまいました。
おまけ
前回記事に続いて、シカゴ散策の様子を書きたいと思います。
トランプ・タワー
実はシカゴにも前大統領のトランプ氏が経営しているホテルがありまして、こちらもトランプ・タワーと呼ぶそうです。
シカゴ川
トランプ・タワーの側を流れるシカゴ川。
この川、ゴミ一つ落ちていなくて、水がとてもきれいでした。
川沿いを歩けるウォークゾーンがあったのですが、時間が無いので歩きませんでした。
本当にきれいでした。
york
散策に行く前に、日本人の方が書かれていらっしゃった記事を見て、「観光客にも人気のカフェ」と書かれていたので、2日目の朝食はここに決めました。
この「york」というお店、朝7時から開店しています。
僕たちが6時53分くらいに店のドアを開けたら、清掃中の髭がかっこいいイケメン店員さんに
「Gentlemen,please wait till 7:00!」
と強めに怒られましたw
7時を迎えてから入店し、席へ案内されました。
開店と同時に数人のお客様が来店し、30分後には満席に近い状態になっていました。
さすが人気店w
メニューを見た後に注文するのですが、ネイティブスピーカーの英語はめちゃめちゃ早くて聞き取れなかった????
何度も「Excuse me?」を繰り返していて、とても恥ずかしくてとても情けなかった????
それでも店員さん、ゆっくり話してくれて、なんとか料理を注文。
僕はバナナフレンチトーストを注文。
パンケーキを持ってきてくれた女性の店員さんが、「うちのコーヒーはミルクでハートを書いて出しているのよ♪」と教えてくれた。
この2つで11ドル、チップを含めると13ドルくらいになった。
ホームレスに絡まれる
yorkで朝食を済ませた後、トランプタワーの南側にあるちょっと細い路地を通って返ってみた。
その細い路地は、階段を降りて下の方にあるんだけど、きれいな表通りとはちょっと違って、ゴミが少々散乱している。
通ってみると、少々臭いもあって、どこか治安が悪いっぽい。
「うわー、大丈夫かなー????」
と思いながらホテルに向かって歩いていくと、
「Excuse me」
と声をかけられた。
振り返ってみると、若い女の人だった。
Hi,I’m homeless.
And ah, I want you to take me for eating something.
その女性はホームレスらしく、どこかご飯に連れて行ってほしい、と言ってきた。
Sorry,we already finished.
と言ったら
Please,I’m very very hungry now.
と言ってきたので
Sorry,I can’t take you.
But,I’m gonna give you some money,you eat something by this,ok?
と言って5ドル札を渡した。
あっちも頷いて、後ろの方に歩き始めたので、またホテルの方に歩き出したら、女性が走って戻ってきて僕の肩を叩いてこういった。
Excuse me,give me more money.
I can’t eat anything by this money.
と言ってきた。5ドルじゃ何も食べられないから、もう少しお金をくれよ、と。
5ドルありゃ、コンビニでもどこかでも軽食買って食えるだろ!
それから、貰うのにその態度はなんだ!
と内心腹立ちながらも、ホームレスだし、可哀想だからと思って
ok,I’ll give you more 10 dollars.
Get early,here!
と、冷静に怒りを表した口調でさらに10ドル冊を渡して帰りました。
振り返ると、彼女もこちらにくることなく帰って行ったので、僕たちもホテルに帰りました。
このことを、ツアーコーディネーターの二瓶さんに話したら
「うーん、それは賛否両論だね〜」
と言われてしまいましたw
ロウリーズ ザ プライムリブ
シカゴで有名なローストビーフのお店。
この日はシカゴ最後の夜ということで、ツアーコーディネーターの二瓶さんが予約してくれました。
このお店のローストビーフはメチャメチャ量が多いらしく、ある意味「シカゴの洗礼」とも言っていましたので、楽しみw
入店すると、格式高そうな店内。
席について、前菜とワインを楽しみながら待っていると、奥から何やら大きい器具を持った従業員さんが。。。
プライムリブは、この器具の中で切り分けられて、お客様に提供されます。
そして、提供されたローストビーフがコレ
写真では分かりづらいですが、重さ、なんと、450g(確かそれくらい。。。)
始めはみんな、美味しい美味しいと食べていくのですが、次第にナイフとフォークが止まります。
僕は何とか食べきったのですが、食べきった僕を見つめて「食べない?」と言い寄ってきますw
残すのは勿体無いので、食べきってお店を出ました。