【最短合格チャレンジ】行政書士試験を3ヶ月勉強して受験した結果。。。

行政書士試験
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難関資格とは言われるけど、老若男女問わず人気の「行政書士試験」。

何気にネットを眺めていると「僕が行政書士試験を150日で合格した方法」と言う広告を見かけてしまいました。

7月に中小企業診断士(2020年は科目合格1つもぎ取って撃沈)を終えて少し休んでいた僕は、その広告を見て

お、今から勉強を始めれば合格できるかも!

と言う根拠の無いやる気と行政書士試験受験申し込みの締め切りが迫ってきたことをキッカケに、令和2年の行政書士試験を受けることにしました。

この記事で分かること

行政書士試験を3ヶ月間勉強した結果

行政書士試験を3ヶ月間勉強した結果は不合格(※)でした。

※不合格と言う結果については、予備校の解答速報を基に自己採点した結果です。

自分の自己採点の結果は以下の通りです(分母は問題数、分子は正解数)。

  • 基礎法学 2/2
  • 憲法 2/5
  • 行政法 5/19
  • 民法 4/9
  • 商法 2/5
  • 多岐 9/12
  • 一般 9/14

法令:78/184、一般:36/56

記述抜き:114/240

記述:30/60(推定)

となりました。

記述は、予備校の解答速報を見ると、2問はずれていなかったので30点くらいは取れていると思いますが、それを加味しても、合計で144/300点で惨敗です。

これから行政書士試験を受験しようと思う人に伝えたい攻略法3つ

1.行政法はマジで得点源、ガッチリやり込むこと

行政法はマジで得点源です。行政書士を受験した方のTwitterを見てみると、自己採点で合格ラインに達している人は、行政法で8割取れています。

テキストにも書いてありましたが、行政法の中でも「行政手続法」はかなりの得点源になりますし、記述式3問中、必ず行政法の範囲で1問出題されますので、しっかりと理解を深めておいた方が良いです。

今回、僕が行政書士試験の合格ラインに達しなかった要因は、この行政法で点数を取れなかったこと、この一言に尽きると思います。

2.民法はやればやるだけ得点源

今回は2020年の民法改正がありました。しかし、大きく変わったところはほとんどなく、改正前民法に過去の判例法理を条文として付け加えて分かりやすくなりました。

ただ、民法は問題文を読んで「相手方」「第三者」を問題文の人物に当てはめて権利関係を整理しなければいけないので、ややこしいです。

それに記述式でも民法から2問出題されますので、理解を深めていないと得点できません。

メインの「行政法」」と同時進行くらいで過去問を解きながら理解を深めていった方が良いと実感しました。

3.一般知識は「情報」+「得意分野」で対策

一般知識は、法令とは全く関係ないのに4割取れていないと足切りをくらう厄介な科目です。4割と言うと、14問中6問は正解しないといけなくなります。

でも、一般知識には勉強しなくても得点が取れる「文章理解」があります。文章理解は選択肢の短文を本文中に当てはめて解答を導く解き方なので、勉強しなくても取れます。

しかも3問出題されるので、完璧に取れれば一般知識攻略は半分まできたようなものです。苦手な人は過去問とかで慣れておくと吉です。

加えて「情報通信・個人情報保護法」は約3問出題されますし、テキストに詳しく掲載されているので、暗記・理解しやすいので、ここを完璧に取れれば、「文章理解」と「情報通信・個人情報保護法」で6問正解が取れます。

そして、一般知識科目で残りの「政治・経済・社会」から得意分野1つを極めれば、余裕で足切りは逃れられます。

最後に

600時間〜900時間が合格に必要とされる行政書士試験を3ヶ月で合格しようとしたチャレンジは失敗に終わりました。

補足として説明しておきますが、僕は中小企業診断士の科目「経営法務」で民法と商法(会社法)を40時間ほど勉強しています(未だに苦手ですけど????)。

今回の行政書士試験に関しては、8月の中旬くらいから9月中旬くらいまでは毎日2時間、試験までは毎日約3時間、計180時間ほど勉強しました。

合算すると行政書士試験に費やした時間は220時間ほどになります、どちらも独学です。

今回の行政書士試験の結果は自己採点での評価になりますが、合計144点、5割近くまで取れている事になります。合格ラインの6割までもう少しです。

何が言いたいかと言うと、行政書士試験は600時間〜900時間を費やさなくても、独学でも、合格できる可能性があると言う事です。

一般的に必要と言われている時間を知ってしまうと、モチベーションが下がってしまいますが、戦略的・効率的に勉強する事で、少ない時間で合格することも現実となることを知ってもらいたくて、この記事を書きました。

不合格のくせに何言ってんだこのヤロー????

と思う方もいると思いますが、不合格になる者の目線から見た合格ラインに達するための考え方があっても良いと思いますので、ご了承ください????

しかし、220時間で約5割得点できたと言うデータは、僕にとってちょっとした自信になりました。あと100時間ほど確保して、行政法と民法に使えたら、合格していたかなと思いました。

また来年、受験して合格を勝ち取りたいと思います。

蛇足:受験されていた方の性別・年齢層に関して

今回、初めて行政書士試験を受験したのですが、僕が驚いたのは受験した人の年齢層でした。

僕が見た限り、若い方で20代前半から、最高齢の方で70代前半位の人が受験されていました。性別は男性6割、女性4割くらいの比率。全体的に老若男女問わず人気の資格試験なんだなと言うことを実感しました。

ちなみに中小企業診断士は男性がもっと多く、最高齢の方で50代後半くらいの人が多かったので、その違いにびっくりしました。

しかし、歳を召されてもこう言った資格試験にチャレンジされる方を素敵だと思うし、こちらも刺激されます。何歳になってもチャレンジする人間に僕もなりたいなと思います。

行政書士試験

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この記事で分かること