こんにちわ、こっぺです。
- TBCさんの「特訓問題集 中小企業白書」が気になっている
- 「中小企業経営・中小企業政策」対策のテキストを探している
という方、いらっしゃいませんか?
僕は今年、TBCさんの「特訓問題集 中小企業白書」「特訓問題集 中小企業施策」の2冊を買って、中小企業診断士試験1次試験の「中小企業経営・施策」の勉強をしています。
この記事ではTBCさんの「特訓問題集 中小企業白書」、どんな感じの内容なのかをレビューしていきます。
TBCさんの「特訓問題集 中小企業白書」テキストのレビューをするよ
毎年、「中小企業経営・中小企業政策」のテキストってどれを使おうか悩んでいたんですよ。。。
以前はTACさんの「スピテキ」、昨年は「まとめシート」を使っていたんですよ。
だけど、TACさんのスピテキは文章で説明されていて読むのが億劫、まとめシートは表とか使われているんだけど、僕にはなんかしっくり来ないというか。。。
2社のテキストは絶対に悪くないんです、僕に合わなかっただけなんです。
そこで、今年は気になっていたTBCさんの「特訓問題集 中小企業白書」を買ってみたんです。
アマゾンにこんな口コミが載っていましてね
中小企業診断士試験において、中小企業経営、中小企業政策の対策は以外に難しいですが、この本ともう一冊セットの本でほぼ対策は可能です。
独学で受ける場合は必須かと思います。
と書いてあったので、ポチり欲高まって買ってしまいました。
「特訓問題集 中小企業白書」のスペック
TBCさんのテキスト「中小企業白書」のスペックはこんな感じになっています。
①全体構造攻略編(中小企業白書・小規模白書)レビュー
この「全体構造攻略編(中小企業白書・小規模白書)」には何が書いてあるかというと、中小企業白書・小規模白書の各項目の重要ポイントが下のような感じの箇条書きで、43ページにまとめて書いてあるんですよ!
ー1️⃣中小企業・小規模事業者の動向ー
TBC「特訓問題集 中小企業白書」より抜粋
(1)我が国経済の現状
①実質GDP成長率の推移:2020年の年間成長率は4.8%減→2019年を大きく下回る
a.第2四半期:感染症拡大のための外出自粛等による内需の下押しや主要貿易相手国での経済活動の停止等による大幅減少→前期比8.3%減
b.第3四半期及び第4四半期:国内外における社会経済活動の段階的な引き上げ→2四半期連続のプラス成長
「中小企業経営・中小企業施策」の勉強って、試験問題に対応できるように、中小企業白書の通読はした方が良いと、令和3年の試験を受けて改めて思ったんですね。
去年もただ白書の通読を試みたんですけど、結構、苦痛で挫折しちゃって。。。
この「特訓問題集 中小企業白書」って、元々「中小企業白書・小規模企業白書」の通読を前提とした勉強のために作られているんです。
このテキストを見ながら白書を通読することで、とても楽に読み進められるんですよ。
箇条書きの要点を見れば、白書のメリハリのない文章をほとんど読まなくて良いし、グラフだけ見れば良いので、通読が楽になるし、イメージしながら覚えられるんですよね。
以前、TACさんのテキストを利用していたことがあったんですけど、TBCさんのテキストを利用してみて、僕は文章で説明されるよりも箇条書きのテキストの方が合っていると思いましたね。
文章での説明よりも、箇条書きで要点がまとめられている方が読みやすい・頭に入りやすいと感じている人には、「特訓問題集 中小企業白書」がオススメです。
②「重要ポイント攻略編」レビュー
「重要ポイント攻略編」では何が書かれているかというと、「穴埋め」問題なんです。
択一もありますが、ほとんどは下のような穴埋め問題です。
●実質GDP成長率の推移
TBC「特訓問題集 中小企業白書」より抜粋
実質GDP成長率の推移を確認すると、2020年は前年比[①]となり、2019年を大きく[②]回った。2020年を通じた動きをみると、2020年第1四半期及び第2四半期はマイナス成長が続いた。特に、2020年第2四半期は、感染拡大防止のための外出自粛等による内需の下押しや主要貿易相手国での経済活動の停止等による外需の大幅な減少により、前期比8.3%減となった。その後、国内外における社会活動の段階的な[③]に伴い、2020年第3四半期、第4四半期は[④]となった。
(設問1)文中の空欄の①〜④に適切な語句または数値を記入せよ。
択一式だと甘えが出るけど、穴埋め問題だと、キチンと覚えていないと解けないから覚えるようになるし、繰り返し解いていけば、嫌でも覚えるようになりますよねw
難しそうだな〜と思いましたけど、解いてみると意外と解けますし、確実に覚えられると感じました。
左ページに問題、右ページに解答と解説・重要キーワードと説明が掲載され、一問一答形式のページ構成になっています。
これが白書に対応するように、全36問収録されているので、問題量としては十分ですね。
③択一・単答問題攻略編
択一・単答問題は、白書のグラフを使った問題が32問、収録されています。
本試験でもこんな感じの問題が出題されるので、「試験問題に慣れる」「知識の定着図る」と言う意味では持って来いの問題ですよね。
グラフ自体を覚えていなくても、①全体構造攻略編(中小企業白書・小規模企業白書)で書かれている重要ポイントを覚えていれば、意外と難しくないです。
TBCさんの「特訓問題集 中小企業白書」が合う人
TBCさんの「特訓問題集 中小企業白書」が合う人はこんな人だと思います。
以前、ココスタ2代目運営のシゲさんが
「中小企業経営・中小企業政策は時間をかければかけるほど点数伸びる科目だよね」
と言っていましたけど、本当にそうだと思うんです。
分かりやすい箇条書きを読みながら、白書を通読・イメージ・暗記して、穴埋め問題やグラフが使われた択一問題を解けば、要点暗記が楽になって、点数が取りにくいと言われている「中小企業経営」の攻略は結構良い線いけるんじゃないかな、と思います。
ただ、問題がスピ問と比べると少々難しめなので、「中小企業経営・中小企業政策」科目をキチンと対策したい!高得点を取りたい!っていう思いがないと挫折するかもです。
それでも、白書の通読を楽にするためだけに利用しても、全然有効だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
TBCさんの「特訓問題集 中小企業白書」は、中小企業白書・小規模企業白書の要点が箇条書きでまとめられていて見やすくて読みやすく、穴埋め問題やグラフを使った択一問題が収録されているテキストでした。
東京みたいな大都市にいれば、本屋さんがいっぱいあって、行けば気になったテキストをサラッと見ることが出来るんですけど、僕みたいに田舎にいると、街にある本屋さんに行ってもそもそも無いから、気になるテキストをAmazonでポチるときにはギャンブル感覚になってしまうんですよね。
そして、僕のように田舎に住んでいて安月給で子育てにお金がかかる人にとっては、テキスト代さえも出費するのが苦しくて、買って失敗してしまうのって怖いですよね。
僕と同じように、誰にも言えない悩みを抱えている人のために、こういう記事がお役に立てれば幸いです。
次回は、TBCさんの「特訓問題集 中小企業施策」をレビューします。