行政書士ってどんな資格?報酬は?取得方法は?

行政書士
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行政書士は他の士業(弁護士・司法書士・社労士・中小企業診断士)と比べて難易度が低く、独立開業も可能、サラリーマンの副業として出来ない事はないので、人気がある資格です。

さて、この行政書士という資格、名前は聞いたことあるけど、どういう事ができてどれくらいの報酬がもらえるのか知っていますか?

この記事では、行政書士に興味はあるけどほとんど知らない人向けに行政書士という資格、報酬、試験、独学で合格する方法を紹介していきます。

この記事で分かること

行政書士とはどんな資格?

行政書士

行政書士(ぎょうせいしょし)とは、行政書士法に基づく国家資格で、官公庁への提出書類及び権利義務・事実証明に関する書類の作成、提出手続、行政書士が作成した官公署提出書類に関する行政不服申立て手続(特定行政書士(後述)の付記がある者に限る)等の代理、作成に伴う相談などに応ずる専門職である。(Wikipedia

その他にも行政書士は民法にも精通しているので、権利関係を調べながらの各種契約書作成や公正証書の作成、行政書士会が実施する「特定行政書士法定研修」を終了して特定行政書士になれば建設業許可申請など、取次申請行政書士になれば、外国人の出入国の申請を代理して行う事ができます。

行政書士になって得られる報酬ってどのくらい?

報酬

行政書士になると書類作成等の業務で報酬を得る事ができます。行政書士業務での報酬はこんな感じです。(特定行政書士・取次申請行政書士の業務を除く)

相談・面談 1時間5,000円〜
契約書作成 1件10,000円〜
公正証書作成 1件20,000円〜

その他にも特定行政書士や取次申請行政書士になれば、1件50,000円〜200,000円などの大口案件も請け負う事ができます。

行政書士を取得するにはどうすればいいの?

行政書士を取得するには

行政書士を取得するには、一般財団法人行政書士試験研究センターが実施する行政書士試験に合格する必要があります。

行政書士試験概要

  • 毎年11月の第2日曜日に開催
  • 試験内容:マークシート方式(一部記述式あり)
  • 試験時間:3時間
  • 受験手数料:7,000円+手数料
  • 受験受付:7月末〜8月末まで
  • 合格発表:1月後半

です。詳しくは一般財団法人行政書士試験研究センターをご覧ください。

行政書士試験って難しい?

行政書士試験の難しさ

行政書士試験の難しさを測るなら、合格率を挙げると分かりやすいと思いますが、行政書士試験の合格率は全体の10%前後です。

つまり、受験者全体の1割の人が毎年合格して、9割の人が不合格になっています。簡単でない事は分かりますね????

行政書士試験の試験科目

行政書士の試験科目

行政書士の試験科目は

  • 基礎法学
  • 憲法
  • 行政法
  • 民法
  • 商法(会社法)
  • 一般知識(政治・経済・社会・情報通信・文章理解)

になっています。

行政書士試験の合格基準は?

行政書士試験の合格基準は満点300点中180点以上獲得が合格基準となっています。しかし、行政書士試験には足切り」が存在します。

行政書士試験の合格基準

  • 「行政書士の業務に関し必要な法令等」科目の得点率50%(122点)以上
  • 「行政書士の業務に関連する一般知識等」科目の得点率40%(24点)以上
  • 試験全体の得点率60%(180点)以上

つまり、試験全体で180点以上取っていても、一般知識で20点しか取れていなければ不合格になってしまいます。

行政書士試験合格に必要な勉強時間は?

行政書士試験合格に必要な勉強時間

行政書士試験に必要な勉強時間は、通信講座や予備校を利用するのであれば600時間、初学で独学から始めるなら900時間と言われています。

1日3時間勉強するとしたら、通信講座や予備校を利用するなら200日、初学・独学なら300日必要という計算になります。

行政書士試験に独学・最短で合格するには?

行政書士試験を独学・最短で合格

行政書士試験を独学・最短で合格するには、「行政書士試験」を分析して戦略を立て、時間を確保し、効率的・計画的に勉強していくことが必要です。

行政書士試験に独学・最短で合格するための勉強順序

  1. テキストを一度読み通す
  2. 問題集をやってみる
  3. 出来なかった部分をテキストを読んで復習する
  4. もう一度問題集をやってみる
  5. 3、4の繰り返し
  6. 過去問5年分を解いてみる
  7. 理解が足りない部分の理解を深める

です。

なんか手順が多そうですけど、簡単にいうと、テキストを読んで問題集を解いてみるの繰り返しです。

回を重ねるごとに理解が深まるので、解けない問題が少なくなってきます。解けない問題をどんどん少なくする事で、合格に近づいていきます。

行政書士

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この記事で分かること