「自分で考えなさい」と言う上司の下についたあなたが心がけたい行動4つ

自分で考えろという上司
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先日、休憩室でご飯を食べようとしたら、うちの店長が本部長からお叱りを受けているシーンを見かけました。

ご飯を温めながら、2人の会話を聞いていると、まあ本部長の言うことがエグい。

店長が一方的に「自分で考えて行動せい」と言われている気がして、ちょっと可哀想になりました。

そういえば、若手や中堅社員と話していると、上司からの「自分で考えなさい」発言に対して不満や戸惑いが多いんですよね。

上司からの「自分で考えなさい」発言に日々モヤモヤとしている若手・中堅社員に向けて、そんな上司の下についているあなたが不幸な理由と心がけたい行動4つを書いてみますね。

この記事で分かること

「自分で考えなさい」を頻発する上司の下についたあなたが不幸な理由

発言のデメリットを理解してもらっていない

デメリット

「自分で考えなさい」発言のデメリットは次の2つです。

・時期早尚であれば効果が得られない

・成長まで遠周り

時期早尚であれば効果が得られない

ある程度の知識・経験・スキルが無いと「自分で考えて答えを見出す 」事って難しいんです。

上司は昔からそう言われて育ってきたかもしれせん、でもあなたがそれを求められるのは不幸です。

成長まで遠回り

「自分で考えなさい」と言われると、答えに辿り着くまで時間がかかります。

それに、そのことが引っかかって前に進めないこともあるから、成長には遠回りなんですよね。

それを理解されないことが、あなたにとって不幸です。

「ティーチング」をしてもらていない

「ティーチング」と言うのはその名の通り、「教えること」です。

例えば

仕事のやり方・進め方を知りたい→教えてくれる・助言してくれる

「失敗」の原因を知りたい→教えてくれる・答えまで導いてくれる

と言うことですね。

「答えを導く」と言う事

「答えまで導く」は、プロセス段階から教えることでです。
仕事は完了するまでいくつもの段階・工程(プロセス)を踏みますよね。
失敗する時はどこかのプロセスで既に失敗していて、そこが原因で結果的に仕事が上手く行かない場合が多いです。
そのプロセスを一緒に遡って、失敗を教えるのが「答えを導く」という事です。

ティーチングの途中で敢えて考えさせる時はありますが、その時は教える方では頭の中で答えを用意しておき、相手から答えを聞きます。

答えまで導こうとせずに「自分で考えろ」と丸投げにするのはティーチングに当たりません。

それによってあなたの成長が遅くなるのが不幸です。

「自分で考えなさい」と言う上司の下についてるあなたが心がけたい行動4つ

少しは自分で調べ、考える

自分で調べる

「上司が答えや解決方法を教えてくれない」とスネていても、あなたが求める答えや方法は見つかりません。

あなたも少しだけ、自分で調べて考えてみてはどうでしょう?

・書店・アマゾンで本を探してみる

・ネットで同じケース・解決方法の情報を収集する

・同僚・先輩に相談してみる

自分から情報収集をすることは、問題解決までのスピードを上げるので、あなたの成長を早めます。

調べたことを仕事に生かすことで、上司から褒められることもあります。

どうしても分からなかったら上司に直接聞いてみる

昔、ベーカリーバイヤー時代に、提出した案をことごとくダメ出しされて苦しくなった僕は、直接上司に聞いてみたことがありました。

ちょっと反抗的な態度になりますが、僕のように上司に直接聞いてみるのも一つの方法です。

上司
上司

それは自分で考えろ。

こっぺ
こっぺ

逆に、上司はどう考えられますか?

問題が複雑で、自分だけで答えを見いだせない場合に有効です。

ここですぐに答えや意見を出せないような上司は、何も考えがなく、偉そうなだけ、頼りないですし、こっちから願い下げです。

因みに、この会話のやり取りで、僕の上司からは具体的な答えが出ませんでした。

下の「人事に相談する」「転職する」に進みましょう。

人事に相談してみる

人事に相談

今の上司が嫌で、部署にこだわりが無い場合は、人事に相談して異動させてもらうのも一つの方法です。

上司がいるせいで、朝起きれなかったり、出社することに抵抗を感じてしまうことが多くなった時はすぐにでも人事に相談しましょう。

僕も”うつ”を経験しましたが、一度うつになってしまうと長期間辛い思いをします。

今のご時世、現状から逃げることが勝ちゲーになる時もありますので、1人で悩まずに人事に相談してみましょう。

転職を視野に入れる

転職

「自分で考えなさい」と言う上司や先輩社員が多い会社なら、転職を視野に入れることをオススメします。

若手〜中堅社員でしたら転職先はいっぱいありますし、今の会社が人生の全てではありません。

まとめ

「自分で考えなさい」発言を頻発する上司は、「考えさせる」事の方法を間違え、あなたの成長を遅らせていることに気付きません。

そんな上司の下についたあなたがとるべき行動は

・自分で調べてみようとする
・それでも分からない時には逆に上司に聞いてみる
・そんな上司に嫌気がさしてきたら人事に相談してみる
・会社自体に不信感を抱いたら転職も視野に入れる

ということをお伝えしました。

上司に考えろと言われても考えられないのは、あなたの能力不足だと思う必要はありません

考えられるようになるのは、社員としての経験・知識・スキルがある程度積み上がった状態になってからです。

まだ経験が浅く、知識・スキルが低い部下に対して、「自分で考えろ」と丸投げする上司を僕は雑な人だな、と考えます。

そんな上司の下にいて、仕事が面白くない・辛いと感じ始めた時には、人事に相談するなり、転職を視野に入れるなど、これからの対策を考えておきましょう。

自分で考えろという上司

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この記事で分かること