先日、コトPOPを作っていたら、同僚から
「こっぺさんは凄いですね。私はそんなに書くことが思い浮かばない」と褒められました。
そういえば、同僚のほとんどが「コトPOP」を作ること、文章作りを苦手としていることを思い出しましてね、この記事を書くことにしました。
コトPOPの文章を考えるのが苦手な人は参考にしてみてください。
コトPOPの文章を考えるのが苦手な人、共通の悩み

「コトPOP」に関する悩みを同僚に聞いてみると、ほとんどの人が
- 何を書いたら良いのか分からない
- 何を書いたら正解なのか分からない
と言います。
「お客様が衝動買いをしたくなるような文章」を書くのが良くて、正解でもある。
コトPOPは、お客様に衝動買いをしてもらうための販促ツールだと僕は思っています。
なので、ついつい買い物カゴに入れてしまいたくなる事を書くことが正解だと思います。
ただ、ちょっと大雑把な答えになってしまっているので、これから詳しく説明していきます。
苦手な人でもコトPOPの文章がサクッと作れる方法
文章を作るための「部品」を用意してテンプレートに当てはめるだけ

コトPOPの文章をサクッと作るために、文章の一部になる「部品」を用意しておきます。
その部品になるのは「他の商品より優れている部分」「それに買う事によってお客様が得られるメリット」です。
部品を用意したら、記事の下の方にあるテンプレートに当てはめるだけです。
これでサクッと文章を作ることができます。
「部品1」売りたい商品の「強み」を書き出す

コトPOPの文章をサクッと作るための部品として「商品の強み」を書き出しておきます。
例えば、味、価格、有名店使用、芸能人愛用など、です。
書き出す商品の強みは1つだけで良いです、多くは必要ないです。
もし、強みを見いだせない場合は、下の例に当てはめてみてください。
- ◯◯だから美味しい
- ◯◯だから便利
- 実は◯◯
- こうすると◯◯
- ジワジワ来てます、密かに注目されてる
- 通常価格は〇〇円なのに、今回は〇〇円安い!
- その他
【全然思いつかない時】メーカーの商品説明を利用してお客様の興味を引く書き方
メーカーの商品説明をそのまま載せて、コトPOPとしてしまっている例をたまに見かけます。
コトPOPを書こうとしたけど、どう書いて良いのか分からなくなったのかもしれないですねw
メーカーの商品説明はそのまま使うより、「メーカーの商品説明+だから+伝えたい情報」の順で書くと伝わりやすくなります。
「部品2」商品を買うことで得られる「メリット」を書き出す

お客様が商品を買うことで得られるメリットを1つ、書き出しておきます。
メリットとは、コトPOPでオススメする商品を買うことで、お客様のこれからの時間や暮らしに及ぼす好影響のことです。
下にちょと例をあげてみますね。
- 食べ物 → 幸せな気持ちになる、お子様が喜ぶ
- 料理材料 → お子様が喜ぶ、(作って)インスタ映えする
- 調味料 → 一味変わる、マンネリ打破
- 器具 → 自由な時間が増えた
- 等々
商品を購入するメリットを書くことで、お客様が商品を買った後のご自身の未来を想像します。
そうすることで、衝動買いをしていただける確率が上がります。
【注意】「メリット」≠「商品の強み」
時々、商品の強みである「美味しい」をお客様のメリットとして書いているコトPOPがあります。
食材であれば「美味しい」「レシピが豊富」
道具であれば「簡単に作れる」「短時間で大量に作れる」
これらはあくまで「商品の強み」であって、商品を買った後のお客様の未来については何も書かれていません。
「美味しい」「レシピが豊富」、だから何なのか?
「簡単に作れる」「短時間で大量に作れる」、だから何なのか?
というところが伝わり辛いですよね。
「商品を買ったらお客様の未来がどう変わるのか?」がメリットになりますので意味を間違えないようにしましょう。
「美味しい」からお子様が喜ぶ!
「レシピが豊富」だからメニュー選びに悩まない!
「簡単に作れる」からあのメニューにも挑戦できる!
「短時間で大量に作れる」からその分自由な時間も増える!
「部品」が出来たらテンプレートに当てはめて文章を作る
「部品」が出来上がったら、順序・テンプレートに当てはめて文章を作っていきます。
- 商品の強みを書く
- その商品を買うことでお客様が得られるメリットを書く
- オススメする
「この商品は、【部品1:強み】があって、利用することで【部品2:メリット】が得られます、いかがですか?」
こんな感じで書けば、コトPOPとして、お客様に衝動買いをしていただくための役割を十分果たしてくれます。
まとめ
コトPOPに書くべき内容を思いつかない時は
- 相手に知って欲しい、売りたい商品の情報1つ
- 相手が商品を買うことによって得られるメリット1つ
を明確にしてみてください。
書きながら考えるよりも、書くべき内容が明確になって、スラスラ書けるようになります。
是非試してみてください。