こんにちわ、こっぺです。
40代後半で転職を考えるのは、正直かなり勇気がいります。
年齢的にもう遅いのではないか。
25年も同じ業界にいた自分に、今さら別の道なんてあるのか。
僕自身、そんな不安をずっと抱えていました。

実際、転職したい気持ちはあっても、すぐに動けたわけではありません。
今の会社に残るべきか、それとも環境を変えるべきか。
迷いながら過ごす時間が長く続きました。
それでも最終的に、僕は転職活動を始め、転職先を決めることができました。
この記事では、25年同じ業界にいた僕が、なぜ40代後半で転職を考え、なぜ怖くても動こうと思ったのか、そして転職できた理由は何だったのかを、体験ベースでまとめます。
同じように「このままでいいのか」と悩んでいる方の参考になればうれしいです。
40代後半で転職を考えた理由

このままでいいのかという違和感が強くなった
40代後半で転職を考えるようになった理由は、今のまま働き続けることに限界を感じたからです。
25年同じ業界で働いてきたので、簡単に仕事を投げ出したい気持ちはありませんでした。
ただ、その一方で「このままここにいて本当にいいのか」という感覚が、ずっと心の中にありました。
給料と結果のバランスに違和感があった
大きかったのは、自分の立場と結果のバランスに対する違和感です。
年齢を重ねれば、若手より給料は高くなります。
けれど、その給料に見合う結果を自分は本当に出せているのか。
そう考えたとき、胸を張って「出せている」とは言い切れませんでした。
小売業で働くモチベーションが下がっていった
転職を考えた理由のひとつに、小売業で働くモチベーションが少しずつ下がっていったことがあります。
現職は、競合店の出店によって価格競争が激しくなっており、それに伴って会社としても低価格化を進める流れが強くなっていました。
もちろん価格は大事ですが、僕自身はもともと安売り中心の売り方があまり好きではありませんでした。
ただ安く売るのではなく、強みを持つ商品を、その価値に見合った価格で売る。
そういう仕事の方が自分には合っているのではないかと思うようになりました。
価格だけで勝負する方向性に違和感を持つようになったことも、転職を考えた理由のひとつです。
土日祝日に休める働き方が欲しくなった
小売業で働いていると、土日や祝日に休むことは簡単ではありません。
売上の高い土日祝日は、どうしても現場に人が必要になりますし、シフト制なのでまとまった休みも取りづらい業界です。
その働き方自体を、これまでは当たり前だと思ってきました。
けれど年齢を重ねる中で、少しずつ考え方が変わっていきました。
土日に開催されるイベントに参加したい。
長めの休みを取って海外旅行にも行ってみたい。
そうした、自分が本当にやりたいことを考えたとき、小売業にいる限り、それを実現しづらいと感じるようになりました。
10年前に母が亡くなった時、人生には限りがあることを改めて強く意識するようになりました。
残された人生の中で、仕事のために自分がやりたいことを我慢し続ける生き方でいいのか。
そう考えたとき、自分の時間の使い方そのものを見直したいと思うようになりました。
だからこそ、土日祝日に休める仕事に就きたいという思いも、転職を考えた大きな理由のひとつでした。
環境を変えないと前に進めないと思った
さらに、自分が今のポジションにいることで、若手の昇格機会を減らしているのではないか、と感じることもありました。
もし十分な結果を出せていないなら、自分が残り続けることが会社にとっても良いとは限らない。
そんな考えが少しずつ強くなっていきました。
最終的に思ったのは、今の場所にいるままでは、自分自身も大きく変われないだろうということです。
転職は逃げではなく、環境を変えて前に進むための選択肢になっていきました。
25年同じ業界にいた僕が転職を怖いと感じた理由

未経験の世界で通用する自信がなかった
転職を考えるようになっても、すぐに動けたわけではありませんでした。
むしろ「転職したい」よりも、「でも怖い」の方がずっと大きかったです。
いちばんの不安は、25年同じ業界にいた自分が、未経験の世界で通用するのか分からなかったことです。
その業界の中では当たり前にできることも、別の業界では評価されないのではないか。
そう思うと、自信が持てませんでした。
年齢的に厳しいと思い込んでいた
さらに、40代後半という年齢も重く感じていました。
求人を見ても、「どうせ書類で落ちるだろう」と思ってしまう。
若い人と比べれば不利なのは間違いない、と決めつけていた部分もあったと思います。
生活があるから失敗できないと感じた
加えて、この年代の転職は自分ひとりの問題では終わりません。
生活がありますし、家族もいます。
若い頃のように「合わなければやり直せばいい」と簡単には考えられません。
だからこそ、失敗できない怖さがありました。
自分の市場価値が分からなかった
長く同じ職場にいたことで、自分の市場価値が分からなくなっていたことも大きかったです。
社内では当たり前にやってきたことが、社外ではどんな価値になるのか。
自分にはアピールできるものなんてないのではないか。
そう感じることが、転職をさらに怖くしていました。
それでも転職活動を始めたきっかけ

悩んでいるだけでは何も変わらないと気づいた
そんなふうに不安ばかり抱えていましたが、あるとき、悩んでいるだけでは何も変わらないと気づきました。
今の会社に残るべきか、転職すべきか。
頭の中で何度も考えていましたが、考えているだけでは職場環境も、自分の立場も、将来の不安も何ひとつ変わりませんでした。
むしろ、何も動かない時間が長くなるほど、気持ちは重くなっていきました。
転職活動は辞める決断ではなく、選択肢を知る行動だと思えた
そこで少し考え方を変えてみました。
転職活動は、今の会社を辞めると決めることではなく、自分に他の選択肢があるのかを知るための行動だと思うようにしたのです。
そう考えると、いきなり大きな決断をしなくてもいいと思えました。
まずは求人を見るだけでもいい。
転職サイトに登録するだけでもいい。
情報収集から始めればいい。
そう思えたことで、ようやく最初の一歩を踏み出せました。
小さく動いたことで気持ちが前向きに変わった
実際に小さく動いてみると、気持ちは少しずつ変わりました。
もちろん不安が消えたわけではありません。
ですが、何もしていないときよりは、「もしかしたら道はあるかもしれない」と思えるようになりました。
僕にとっては、完璧に準備できたから動けたのではなく、少し動いたから気持ちが追いついてきた、という順番だったと思います。
40代後半でも転職できた理由

経験を強みに言い換えられた
正直に言えば、僕は転職活動を始めた時点で、自分が有利だとは思っていませんでした。
それでも転職先を決めることができたのは、いくつか理由があったと感じています。
まず大きかったのは、これまでの経験を強みに言い換えられたことです。
長く現場で積み上げてきた接客、人材育成、現場調整、売場づくり、数字を見て改善する力。
最初は当たり前すぎて強みだと思えていませんでしたが、整理していくと、業界が変わっても活かせる経験だと分かってきました。
未経験でも活かせる力を整理できた
未経験業界への転職で大事なのは、「経験がないこと」ばかりを見るのではなく、今ある経験をどう接続できるかだと感じました。
何をしてきたかだけでなく、その経験を応募先でどう活かせるかを言葉にできたことは大きかったです。
相性のいい支援を受けられた
また、相性のいい転職エージェントに出会えたことも支えになりました。
一人で転職活動をしていると、書類落ちや面接の失敗で自信をなくしやすくなります。
そんな中で、客観的に見てくれる人がいることは大きかったです。
改善しながら続けた
もちろん、最初から順調だったわけではありません。
書類で落ちることも多々ありましたし、面接でうまく話せなかったこともありました。
それでも、そのたびに書類の見せ方や伝え方を見直し、少しずつ改善しながら続けたことが、結果的につながったのだと思います。
環境改善を軸にした
もうひとつ大きかったのは、年収や条件だけではなく、環境改善を軸にしたことです。
僕は今回の転職で、ただ条件を上げたいだけではありませんでした。
今より前向きに働ける環境に行きたい。その軸があったことで、判断がぶれにくくなりました。
40代後半で転職したいけど動けない人へ伝えたいこと
不安があるのは自然なこと
40代後半で転職を考えると、多くの人は「自分なんかが今さら」と思うのではないでしょうか。
僕もまったく同じでした。
年齢のこと、経験の偏り、未経験分野への不安、生活のこと。
考えれば考えるほど、動かない理由はいくらでも出てきます。
でも実際に経験して思うのは、不安があること自体は何もおかしくないということです。
怖くて当然ですし、慎重になるのも自然なことだと思います。
最初から完璧でなくていい
そのうえで伝えたいのは、最初から完璧に準備しなくてもいいということです。
僕自身、最初から整理できていたわけではありません。
動きながら少しずつ考えがまとまり、自分の強みも見えてきました。
まずは小さく始めればいい
迷っているなら、まずは小さく始めれば十分です。
求人を3つ見てみる。
転職したい理由を書き出してみる。
転職サイトやエージェントに登録して市場を知る。
それだけでも、見える景色は少し変わります。
何もしないままだと、不安は頭の中でどんどん大きくなります。
でも、小さくでも動くと、その不安の正体が少しずつ見えてきます。
40代後半の転職では、この「小さく始める」がかなり大事だと感じました。
まとめ
40代後半での転職は、不安があって当然です。
僕自身、25年同じ業界にいた中で、本当に動いていいのか、今さら転職できるのか、ずっと迷っていました。
それでも最終的に転職できたのは、不安が消えたからではなく、不安があっても小さく動き始めたからだと思います。
もし今、転職したい気持ちはあるのに動けないなら、いきなり大きな決断をしなくても大丈夫です。
まずは求人を見る、理由を書き出す、市場を知る。
そんな小さな一歩からで十分です。
40代後半でも、遅すぎるとは限りません。
少なくとも僕は、動いてみたことで見えるものがありました。
この記事が、同じように悩んでいる方の最初の一歩につながればうれしいです。

コメント