【第36回】販売士1級過去問 販売・経営管理(平成21年2月18日)

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この記事で分かること

第1問(穴埋め問題)

問題] 次の文章は経営権について述べている。

経営権は、企業経営者が保持する最高の職能であり、基本的に【ア】職能と【イ】職能で構成される。【ア】職能は、事業内容・経営組織・経営形態・経営財務などの【ウ】をつくりあげることである。
一方、【イ】職能には、【エ】といった職能が含まれ、【ウ】のなかで諸活動が展開されるプロセスにおいて、【オ】にしたがって遂行される。

[語群]
1 経営構造
2 業績評価
3 サブシステム
4 計画・指揮・統制
5 モチベーション
6 組成
7 コミュニケーション
8 Plan-Do-Seeの原則
9 ゴーイング・コンサーン
10 執行

【ア】6
【イ】10
【ウ】1
【エ】4
【オ】8

第2問(文章穴埋め問題)

[問題] 次の文章はSWOT分析について述べている。

企業が経営戦略を策定する際にSWOT分析を用いる場合、企業経営に関係する諸要因を「【ア】」と「【イ】」に分ける。「【ア】」は、自社の経営資源・能力と【ウ】との関係から、「強み」と「弱み」に分けて分析し、「【イ】」は、社会・市場・業界などの動向と【ウ】との関係から、「機会」と「【エ】」に分けて分析する。そして、この「強み」・「弱み」・「機会」・「【エ】」の分析を通じて、戦略的な【オ】を導いていく。

[語群]
1 プラス要因
2 業績
3 内部環境要因
4 マイナス要因
5 競争状況
6 経営理念
7 損失
8 外部環境要因
9 脅威
10 仮説

【ア】3
【イ】8
【ウ】5
【エ】9
【オ】10

第3問(正誤問題)

[問題] 次の文章は、不動産の売買や賃借に関する法令や制度ついて述べている。

ア 不動産の売買は、契約の一般原則に従い、原則として登記によって有効に成立する。

イ 不動産の登記簿は、権利の内容などを広く一般に公示するものであり、登記簿に記載された事項は確実であるという公信力がある。

ウ 第二種低層住居専用地域は、低層住宅の良好な環境保護のための地域であるが、小規模な店舗の立地は認められる。

エ 第二種住居地域は、住宅の環境保護のための地域であるが、大規模な店舗、事務所の立地は認められる。

オ 近隣商業地域は、近隣住居のための店舗、事務所などの利便の増進をはかる地域であり、住宅の立地は認められない。

【ア】2:不動産は売買契約のみでも有効(第三者に対抗するため、登記が必要)。
【イ】2:登記簿には公示力があるが、公信力はない(記載内容よりも真実の権利関係を優先)。
【ウ】1
【エ】1
【オ】2:近隣商業地域でも住宅の立地は認められる。

第4問(正誤問題)

[問題] 次のア~オはRFIDについて述べている。

ア RFIDは、インターネットを用いた自動認識技術で、ID情報を記録した微小な電子チップ(RFIDタグ)とリーダ/ライタを交信して情報を交換する。

イ RFIDの技術を用いると、小売業のレジにおいて買上商品の一括読み取りが可能になる。

ウ RFIDタグは、書き込みが可能なので、物品の流通過程で、そのモノがどこでどのように加工され、どこに出荷されたか、といった履歴情報を、移動、加工のつど記録することができる。

エ RFIDタグの活用に関しては、バーコードを用いるよりも安価というメリットと、バーコードに比べて耐久性が弱いというデメリットがある。

オ RFIDの技術を用いると、一度にたくさんのタグが読めるので、在庫管理や検品といった作業が効率化される。

【ア】2:インターネットではなく「電波」を用いた自動認識技術
【イ】1
【ウ】1
【エ】2:RFIDタグはバーコードよりも価格が高い
【オ】1

第5問(組み合わせ問題)

[問題] 次のア~オは、連結財務諸表の分析に関する指標である。

ア ROA
イ 連単倍率
ウ PER
エ ROE
オ 配当性向

[語群]
1 配当総額÷税引後当期利益×100(%)
2 税引後当期利益÷自己資本×100(%)
3 1株当たりの年間配当額÷株価×100(%)
4 企業集団全体の利益÷親会社の利益
5 事業利益÷使用総資本×100(%)
6 税引後当期利益÷発行済株数
7 株価÷1株当たり利益
8 年間売上高÷株主資本

【ア】5
【イ】4
【ウ】7
【エ】2
【オ】1

第6問(記述)

年俸制給与の導入について、その長所と短所をそれぞれ2つずつ箇条書きで答案用紙に簡潔に記入しなさい。

長所は①経営計画が立てやすくなる②従業員のモチベーションアップにつながる。短所は①人件費を削減できないこと②従業員のモチベーション低下につながる。

第7問(記述)

連結キャッシュフロー計算書における「1.営業活動によるキャッシュフロー」、「2.投資活動によるキャッシュフロー」、「3.財務活動によるキャッシュフロー」について、それぞれが(1)何を示し、(2)何を判断する指標として用いられるのか、を答案用紙に簡潔に記入しなさい。

営業活動によるキャッシュフローは、本業で稼いだお金を示し、営業活動が順調かどうか判断する。投資活動によるキャッシュフローは、投資で支出したお金を示し、投資活動が適正かどうかを判断する。財務活動によるキャッシュフローは、外部からの資金借り入れや返済の現金の増減額を示し、資金効率を判断する指標として用いられる

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