こんにちわ、こっぺです。
- TBCさんの「特訓問題集 中小企業施策」が気になっている
- 「中小企業経営・中小企業政策」対策のテキストを探している
という方、いらっしゃいませんか?
僕は今年、TBCさんの「特訓問題集 中小企業白書」「特訓問題集 中小企業施策」の2冊を買って、中小企業診断士試験1次試験の「中小企業経営・施策」の勉強をしています。
この記事ではTBC「特訓問題集 中小企業施策」の内容をレビューしていきます。
因みに、もう一冊の方、「特訓問題集 中小企業白書」のレビュー記事はこちらです。
TBCさんの「特訓問題集 中小企業施策」テキストのレビューをするよ
「特訓問題集 中小企業施策」のスペック
TBCさんのテキスト「中小企業施策」のスペックはこんな感じになっています。
①「重要法令編」レビュー
この重要法令編では何が書いてあるかというと、以下の法令について穴埋め式の問題が掲載されています。
掲載されている法令は試験範囲を網羅していますね。
この「重要法令編」の穴埋め問題を解いていると、重要キーワードが記憶に残るし、法令毎に問題が区切られているので、知識がきちんと整理されてくるんですよね。
②「頻出基本編」レビュー
「頻出基本編」では、次の施策についての穴埋め問題が掲載されています。
昨年、過去マスを使って勉強していた僕から見ると、試験問題で出題されている施策・団体についてほぼ網羅しています。
そして、穴埋めになっている箇所を見ると、本試験で絶対に問われる部分と同じで、本試験じゃないのか?と勘違いしてしまうくらいです。
例えば、経営革新での問題だとこんな感じで掲載されています。
計画期間は①年〜②年で、計画終了時の付加価値額の伸び率は③%〜④%(年率⑤%以上の伸び)
問題:①〜⑤に入る数字を記入せよ
穴埋め式の問題なので、きちんと覚えないと解けないし、解けないと危機感を感じるから、繰り返し解くことで知識が定着するのを実感できます。
③「重要図表編」レビュー
僕がこの問題集の中で一番気に入っているのが、この「重要図表編」です。
重要図表編も穴埋め問題なんですが、次のような形で出題されているんです。
他のテキストだとスキーム(支援を受けられるまでの流れ。誰が計画を作成して誰に承認してもらうのか、など)だけ図表にしてあって、得られる支援は文章で説明されていることが多いんですけど、この問題だとスキームも支援策も図1つで覚えられるので、メチャメチャ便利です。
この「重要図表編」では次のことについて出題されています。
掲載されている問題も、試験範囲を網羅しているので対策としては十分です。
④「応用編」レビュー
応用編では、試験によく出題される会話形式で択一式の問題が掲載されています。
例えばこんな感じ
あー、試験に出てきそうな問題ですよね〜w
応用編での出題は、択一式でも試験と同じように「不適切なものを答えなさい」というちょっと意地悪い問題が多いので、重要法令編、頻出基本編、重要図表編で学習した知識の再確認ができます。
「特訓問題集 中小企業施策」で勉強する際の留意点
「特訓問題集 中小企業施策」を使って勉強する際は、どこの出版社でも良いのでテキストを用意しておく必要があります。
というのは、この問題集自体が、本当に問題しか掲載されていないからです。
もちろん、解答には詳しく解説が載っていますけど、テキスト的な説明は載っていません。
法令をネットで調べたり、中小企業施策利用ガイドブックをネットから落としてテキストがわりに使うこともできますが、読むのが結構大変ですし、非効率です。
もし、中小企業経営・政策のテキストを持っていない人は、TACさんのテキストかまとめシートを購入しておくことをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
TBCさんの「特訓問題集 中小企業施策」は試験に頻出される範囲をかなり網羅している問題集になっています。
「特訓問題集 中小企業白書」のレビュー記事でも書きましたが、「中小企業経営・政策」は時間をかければ点数が確保できる科目です。
それに、出題範囲を網羅したこの問題集を使って勉強することで合格率が不安定な「中小企業経営・政策」科目でも60点以上取れる実力がつく気がします。
2021年、「中小企業経営・政策」は合格率が7.08%とかなり難化した年でした。
「試験直前に詰め込めば60点以上は取れるだろう」と舐めていた僕の点数は50点(自己採点)でした。
難化する年にも対応でき、安定して点数を取りたいなら、出題範囲を網羅している「特訓問題集 中小企業白書」「特訓問題集 中小企業施策」で勉強するのがベストだな、と思ったのが昨年の反省でした。
「中小企業経営・政策」で必ず60点以上を取りたい人にはお勧めです。