こんにちわ、こっぺです。
これから中小企業診断士試験を受験する人で「スタディング 中小企業診断士講座」が気になっている人って多いのではないでしょうか?
中小企業診断士試験の情報収集で僕のブログに来てくださるユーザーさんの中にも、スタディングに興味のある方は結構いらっしゃいます。
スタディングについての情報提供をしたい。
でも、僕にはスタディングの利用経験がない。
そこで、二次試験の勉強でお世話になっている「ココスタ」の勉強仲間でスタディングを使って1次試験を合格した「シマさん」「ヒロさん」、その他ココスタやTwitterで聞けたスタディングを使ったリアルな感想をお聞きしました。
スタディングに興味のある方は参考にしてみてください。
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スタディング「中小企業診断士講座」、合格者さんが良かったと感じた点
講義が分かりやすかった
スタディングは「講義の質が良い」とよく言われます。
その口コミは本当なのか、気になっていたのでお二人に聞いてみました。
講義内容は十分に理解できたので、比較的分りやすい講義内容だったと思います。
個人的な意見ですが、わかりやすかったです。
(次1次試験を受けなおすとした場合もベースは過去に勉強したStudyingの資料にすると思います)
お二人が「分かりやすい」と感じた講義動画サンプルは、YouTubeやスタディングの「中小企業診断士 教材・カリキュラム」ページで閲覧できます。
因みに、スタディング利用者が翌年、もう一度受講する場合、「更新版」を購入できるので新たに同じ金額を支払う必要はありません。
学習効率が良い
一講座の視聴が10~15分くらいで区切られており、集中力が落ちる前に一通りの学習ができるので学習効率は高いと感じました。
マインドマップに沿って勉強することで、自分がどの部分を勉強しているのか迷子にならないので、効率が良かったです。
ヒロさんが利用したマインドマップ(現:学習マップ)は他のスタディング利用者にもメチャメチャ評価の高いツールです。
学習マップってコレのこと
診断士1次試験の範囲って、ものすごく広いんですよね。
だから、各論点を勉強していると、自分が何を勉強しているのか分からなくなってきます。
この学習マップがあれば、科目の全体像を確認しながら勉強できるので、迷子にならずに済みそうですね。
学習マップはスタディングの「中小企業診断士 教材・カリキュラム」ページから無料お試し登録をすることで一部ダウンロード出来ます。
気になった方は一度見てみてください。
スキマ時間を活用できた
通勤時の運転中や家事をしている時、職場での単純作業の間など、とにかく耳が開いている時は苦手な論点の講座を音声で聞きまくってなるべく理解を深めるように努めてました。
スタディングはストリーミング形式なので、電波がある場所やWi-Fiがつながる場所であればどこでも動画や音声を視聴できるのが良いですよね。
最近じゃスマホの「ギガ放題」とかで通信量を気にしなくて済むようになってきたので、通勤時間や家事をしながら勉強するにはとても良いサービスです。
スマホだけで完結できた
テキストもオプションで購入できますが、なくても十分だったなと思いました。テキストもマインドマップ資料もダウンロードはできるので、ダウンロードしたものを印刷でも良いと思います。
スタディングは、学習マップやテキストをダウンロードできるので、必要に応じてダウンロードした資料を印刷すれば、テキストを購入しなくても済む、というヒロさんの口コミでした。
テキストは別途14,900円かかります。
必要な分だけ印刷すれば、14,900円払うよりももっと安く勉強できそうですね。
コスパが良い
コスパは良いですよね〜。
50,000円くらいで1次試験が合格出来ちゃう内容が揃ってるんだから
確かに。コスパは良いと思いますね。
スタディングは48,400円と、通信講座の中では最安値。
低価格なのに1次試験に合格できる内容が詰まっているのは魅力的。
金額としては決して安い値段ではないですよね。
でも、完全独学で参考書の難しい説明に悩んだり調べたりする時間を考えたらスタディングの分かりやすい講義とか学習マップを使った勉強は効率的。
それに、予備校の通学・通信の約4分の1で1次試験合格を狙えるのはコスパ高いですよ。
低価格の通信講座で1次試験合格を目指したいという人にはオススメですね。
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AI学習プランが良かった
AI学習プランが良かったなぁ
シゲさんはココスタ2代目運営の方で、今でもたまに勉強会に参加してくださる現役の中小企業診断士さんです。
シゲさんが談話の時に、スタディングの「AI学習機能」について良かったと話されていました。
【関連ページ】中小企業診断士試験「AI学習プラン」を試してみる
スタディング「中小企業診断士講座」、合格者さんが不満に感じた点
論点によっては解説が不十分
論点によっては解説が不十分で、もう少し詳しい説明が欲しいというものもありました
(経営法務)Studyingの講義や問題では法令改定に対応したものがなかったはずです
スタディングと診断士ゼミナール、僕だったらコレを選ぶでも書きましたが、スタディングの講義にはユーザーの間で少なからずとも不満があるようです。
このページの下の方で紹介していますが、スタディングは、60点〜70点を取るための講義内容です。
人によっては、「説明が足りない」「講義が分かりづらい」などの不満がありました。
因みに、お二人は追加で参考書を購入して勉強していました。
過去問数が少ない
追加の過去問 (Studyingが過去3年分の過去問しかなかったはずで、4,5年前の過去問をメルカリで買ったと思います)を買いました
スタディングの過去問(過去問セレクト講座)は3年分しか無いんですよね。。。
個人的にも1次試験の勉強をする時、5年分は無いと不十分だと感じます。
Twitterのスタディングユーザーも別途、過去問集やTACさんの「スピ問」を買って演習数を増やしていた人が多かったですね。
因みに、冊子のスピ問を買うならアプリを買う方がオススメです。
冊子版と同じ値段・同じ問題で、スマホ一台でできちゃうし、勉強記録が採れるので復習が便利です。
【参考記事】「スピ問アプリ」が良すぎて本で買ったことを後悔した件
「スタディングの過去問だけでも十分」という声もありますが、スタディングを始めてみて、過去問演習数に不安を感じるようなら、買い足すことも考えておいた方がいいかもしれません。
2次試験対策は微妙
正直、スタディングの2次試験講義だけで二次試験合格するのは難しいと思いました。
与件文の読み込み方や、回答のまとめ方等の回答プロセスの解説は一通り用意されていましたが、過去分の分析や、どのような設問に対してどのようなフレームワークを活用するのか、どういう一次知識を活用すべきなのか、実力を上げる為の引き出しを増やす部分の学習は各自でやるという感じでした。
個人的には、スタディングの二次試験講座はかなり人を選ぶ内容だと思います。
*ちなみに2次試験対策としては、かなり微妙です。
スタディングの2次試験対策は、ほとんどの人が「自分に合わない」「微妙」と答えますね。
スタディングユーザーのほとんどが、1次試験合格後、「ふぞろいな合格答案シリーズ」のような参考書を使った勉強やタキプロ・ココスタのような受験生支援団体に参加して2次試験勉強をしていますね。
【参考記事】中小企業診断士受験生コミュニティ「ココスタ」の3期が始動するよ!
2次試験対策を始めたとき、スタディングの2次試験対策が分かりづらいと思った時には、「ふぞろい」を使った勉強や、受験生支援団体に参加して勉強することを頭の片隅に置いておいた方がいいかもです。
スタディング「中小企業診断士講座」、合格者さんの総合評価
スタディングは広く浅く、1次試験で6割〜7割の点数を取るための内容
あくまで六割以上を得点する為に広く浅く押さえているな、という印象でした。
内容としては7~8割の得点を狙えるレベルの内容でして、逆にいうと9割近く狙うのであれば他の教材で勉強を検討してもよいかもしれないです。
*本番の得点は平均で7割弱で、経済学以外の科目は6割以上獲得できていました。
「論点によっては解説が不十分」という不満がありましたが、お二人の感想だと、スタディングは6割〜7割取れる学習範囲に絞って掘り下げられた内容ということですね。
講義の合計時間も103時間(合格戦略講座・1次基礎講座・直前対策講座の合計時間)と他の通信講座に比べて少ないことからも伺えますね。
言い換えれば、講義時間103時間+演習時間で1次試験を合格できるくらいの実力が身に付くってことなんですよね。
みんなが気になる、スタディングをメインにして1次試験は合格できるか?
ココスタのオンライン忘年会の際、他の参加者の方がスタディングについて「スタディングをメインにして1次試験は合格できるか?」とお二人に尋ねた時、こう答えられていました。
できますね。
スタディングメインで十分だと思います。
と答えられていました。
尋ねた参加者さんはスタディングを使わない独学で1次試験を合格しており、二次試験に落ちた場合、翌年1次受け直しになるので、スタディングを使った勉強法に興味津々でした。
お二人の感想を受けて、尋ねた参加者さんはスタディングを使った1次試験対策を決められていましたね。
合格者二人が教えてくれたスタディングを使った1次試験の勉強法
ひとまず標準的な学習スケジュールがあるので、そのスケジュールにそって一通り学習しました。
一通りテキスト学習が終わった後は、すぐに過去問メインの学習に切り替えました。
最終的には中小企業政策を除いて、過去問5年分×3回くらいはやったと思います。
過去問で間違えた問題の論点の理解を深める為に、間違えた時はスタディングの講座を視聴したりテキストを読み直すという感じでやってました。
個人的にはスタディングはテキスト学習をしっかりやるより、さっさと過去問を回して、分らない場合は復習する、という学習スタイルが向いていると思いました。
基本的に”講義+マインドマップ形式の資料”をベースに私は勉強しており、一般的な分厚いテキストは使わなかったです。
まとめ
お二人から聞いたスタディングの感想をまとめると
科目・論点によっては参考書の買い増しが必要になる場合があったり、2次試験対策は別にする必要があったりしますが、スタディングメインで勉強すれば、少なくとも低価格・短期間で1次試験合格を目指せる、ということですね。
気になる方は、無料登録から始めてみてくださいね。
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最後に
今回の記事を書くにあたって、スタディングの感想を教えてくださったヒロさんが、令和4年度の中小企業診断士試験に合格されました。
ヒロさんはココスタメンバーの有志で行う勉強会に一緒に参加していた同士です。
同士であるヒロさんの合格は、自分ごとのように嬉しかったです。
令和5年度の試験で、ヒロさんに続くのは僕たちです。
この記事を読んでいるあなたも、一緒に頑張りましょう!