こんにちわ、こっぺです。
- 事例Ⅳの論点が分かりやすく書かれているテキストが欲しい
- 事例Ⅳの苦手意識を和らげたい
という方いらっしゃいませんか?
この記事では、そんな方に向けて、ココスタの雑談で話題になった簿記1級テキストが事例Ⅳの苦手意識を払拭してくれる件と簿記1級テキストを読むメリットを紹介したいと思います。
事例Ⅳ対策に「簿記1級」テキストが効果あり!?
先日、ココスタの雑談で、事例Ⅳが話題に上がった時、運営のいづみさんがこう仰っていたんです。
私、二次試験が終わった後に、事例Ⅳが自信なくて落ちたと思っていたんですね。
それで、リベンジするために情報収集していたら「簿記1級」のテキストが良いって聞いて、ポチってみたんですよ。
結果的には受かってたのでリベンジはしていないんですけどw
でも、見てみたらすごく分かりやすくて。
基本もわかるし、ニガテ意識は緩和されるかもです!
必ずしも必要ではないと思いますが、特に多年度の方にはいいと思いました!
僕はいづみさんの意見に共感できます。
前の記事で書いたんですが、今年は1次と並行して2次の勉強も始めていまして。
事例Ⅳの勉強にイケカコを使い始めたんですよ。
でもね、イケカコって説明がとにかく難しくて、理解するのに時間がかかったんです。
というか、そもそも事例Ⅳの論点について詳しく丁寧に説明してくれているテキストって無いんですよね!
「何かもっと分かりやすいテキストないだろうか!?」(○°ε°○) ブー
と思っていたんです。
そんな時に思いついたのが簿記1級のテキストだったんですよ。
イケカコと内容がピッタリな簿記1級の科目が管理会計。
イケカコの出題範囲=事例Ⅳの出題範囲、と考えれば事例Ⅳのテキスト=簿記1級のテキスト
もしかしたら、簿記1級の「管理会計」テキストを読んでみれば、イケカコの内容がもっと腹落ちするかも、と思って取り寄せて読んでみました。
事例Ⅳ対策で簿記1級テキストを読んでみた
中小企業診断士の二次試験対策テキストって、「習うより慣れろ」みたいなところがあるんですよね。
説明は文章がメインで図が少なく単色ずりで説明が物足りないし、問題演習が多いし。
でも、簿記1級のテキストでは、きちんと図やグラフを使った説明が多くて非常に分かりやすいんですよ。
特に、NPVは、タイムテーブルを使った説明がとても分かり易くて、設例に合わせて「いつキャッシュ・イン・フローが発生するのか」「いつキャッシュ・アウト・フローが発生するのか」が明確になるので、アハ体験しかないです。
その他のCVPやセグメント別利益評価など、事例Ⅳでの頻出論点も非常に分かり易くて、お陰で事例Ⅳに対する苦手意識はだいぶ和らぎましたよ。
事例Ⅳの勉強にオススメの「簿記1級テキスト」はコレ
因みに、僕が買った、事例Ⅳの勉強にオススメの簿記1級テキストは、「とおるテキスト 管理会計編」です。
これを選んだ理由はというと、Amazonで一番評価が高かったから、ただそれだけなんですw
他にもTACさんの「みん欲し」が販売されていたんですけど、本屋さんで読んでみると意外と文字数が多くて、ウッってなったので止めました。
とおるテキストの良いところ①:読みやすい
とおるテキストの良いところは、兎にも角にも読みやすいんです。
簿記1級のテキストって、何か難しそうなイメージ持ちません?
難しい言葉が使われていそうとか、ページにびっちり説明が書いてありそうとか。
本屋さんで他の簿記1級のテキストを見てみたけど、ほとんどのテキストが難しそうだった。
だけど、とおるテキストは違った。
ページあたりの文字数が少ないから読みやすいんです、文字が詰まってないんです。
挿絵も入れながら説明文が書いてあるので、とにかく楽に読め進められます。
とおるテキストの良いところ②:親切
簿記1級のテキストって、簿記2級の知識を前提に書かれているようなイメージを持っていたから、簿記2級の知識が無いと読めないかなって思ってたんです。
けど、とおるテキストは各論点で必要な簿記2級の知識をもあらためて掲載してくれているので親切。
診断士試験受験生なら何となく分かっている知識だけでも楽に読み進められるし、理解しやすいです。
令和3年度試験合格者も利用していた
この記事をアップしてから分かったのですが、昨年からTwitterでフォローさせていただいている、令和3年度の試験合格者のgtkさんもこの「とおるテキスト」を利用していたみたいです。
合格されたgtkさんも利用されていたということは、「とおるテキスト」は事例Ⅳ理解のためにとても有用だということですねw
まとめ
いかがでしたでしょうか?
元々はイケカコを理解するために「とおるテキスト 工業簿記・原価計算 管理会計編」を読みました。
文字数も比較的少なく、論点で使う基本用語と図・グラフが使われている丁寧な説明で、事例Ⅳで必要な知識が短時間で理解出来ました。
あ、そうそう。
中小企業診断士試験受験生支援団体「タキプロ」のブログでも紹介されていましたね。
意思決定会計講義ノートと簿記1級の並行演習が、もっとも効果的でした。
https://www.takipro.com/2jishikenknow-how/case4/51140/
事例Ⅳを苦手としている多年度生の方はもちろん、事例Ⅳについて不安を感じている方は、お手元に一冊用意されてはいかがでしょうか?
「習うより慣れろ」方式の事例Ⅳ対策テキストの理解が深まって、演習が楽になりますよ。