こんにちわ、こっぺです。
令和4年度中小企業診断士試験2次試験の合格発表が行われ、不合格者には16日に点数を記載したハガキが送付されましたね。
僕は今年、初めて2次試験を受験しました。
そこで、令和4年度二次試験の点数を晒しながら、反省と対策を書いていきたいと思います。
今年、中小企業診断士試験の受験を考えている方、2次試験に再チャレンジする方の参考になればと思います。
2022年度の中小企業診断士試験、2次試験を独学で勉強した結果
でした。
2022年度 二次試験 各科目の分析と反省
事例Ⅰ、結果の分析と反省
事例Ⅰは64点と合格点を超えていたことから、全体を通して、題意に沿った答えは最低限書けていました。
僕自身、試験を受けていて、何となくではあるけど方向性が見えてきて、当たっていたという結果でした。
反省点は①解答の1部で題意に沿った答えが書けていなかった、②キーワードが足りなかった、③読みやすい解答を書けていなかった、です。
①の「題意に沿った答えが書けていなかった」は、第1問・第2問でした。
第1問では、テーマに全く関係のない強み要素を書いてしまいました。
第2問では、定着の施策は書けていたのですが、獲得に関しての記述が抜けていたので、そこが書けていればもう少し点数が上がっていたかなと思います。
②の「キーワードが足りなかった」は第3問、第4問の設問2、がこの反省に当たるかなと思います。
③の「読みやすい解答を書けていなかった」は2問、3問、4問に当てはまります。
ポエムのような冗長な解答を書いてしまったことが反省です。
事例Ⅱ、結果の分析と反省
事例Ⅱは事例Ⅰ同様、61点と合格点を超えていたことから、解答の方向性は合っていたということが分かりました。
反省点は、①設問意図に沿った答えが書けていなかった、②キーワードが足りなかった、③読みやすい解答を書けていなかったです。
①の反省は、第1問の3C分析での解答が当てはまります。
設問には「B社の現状について」と書かれているのに、顧客で現状に沿った解答を書けていなかったことが挙げられます。
②、③の反省は、第2問、第3問、第4問の解答に当てはまります。
事例Ⅲ、結果の分析と反省
事例Ⅲは48点と、合格点を超えていませんでした。
第1問、第5問は不安少なめで解答を書けたのですが、第2問、第3問、第4問は全く自信がありませんでした。
反省点は①設問意図に沿った解答が書けていなかったこと、②QCDのフレームワークを活用できなかったこと、③与件文中の要素を重複して使ってしまったこと、④キーワードが足りなかったこと、⑤読みやすい解答を作成できなかったこと、でした。
①の反省点は、第1問の解答に当てはまります。
「外部環境の変化の中で」と書かれているのに、全く関係のない「ベテラン技能者」のことを書いてしまったことが挙げられます。
②、③の反省点は、第2問に当てはまります。
QCDのフレームワークをきちんと理解できていないため、与件文中にある要素をどう使って良いのか分からず、2問・4問においても重複して使ってしまいました。
④、⑤は第3問・第5問に当てはまると思います。
事例Ⅳ、結果の分析と反省
事例Ⅳは43点と、合格点には届きませんでした。
反省点は、①経営指標の知識不足、②計算ができなかったこと、が挙げられます。
①の反省点は、第1問の設問1に当てはまります。
「生産性に関する指標」で、労働生産性が浮かんだのですが、分子を「付加価値額」にせず、営業利益にしてしまいました。
②は、第2問、第3問に当てはまります。
今年、事例Ⅳで合格点に近い点数を取っていたのは第2問を完璧に答えられた人だと感じています。
第2問は白紙ではないが、計算過程を少し書いただけで、答えを書けなかった事は反省です。
第3問も、問題文に惑わされ、整理できず、計算過程が思い浮かばなかったため、ほぼ白紙で出しました。
【因みに】事例Ⅳ、どのくらいの答案を書いて43点だったのか?晒します。
今年の事例Ⅳはさらに難化したと言われ、意識高い系のTwitter受験生のほとんどが「爆死した」と呟いていました。
僕も爆死しました、絶対に足切りだと思っていました。
しかし、ココスタの二次試験お疲れ様飲み会で「事例Ⅳの点数底上げ」が話題に出ました。
過去にも同じような難度の問題が出題された年度で、計算問題を白紙で出しても全員50点の評価がもらえたという情報をお聞きしました。
実際、僕の足切りレベルの解答でもC評価をもらえたので、底上げはあると確信しました。
そこで、参考までに、どの程度の解答を書いてC評価をもらったのか、晒します。
2023年の二次試験を独学で合格するための対策
対策①:設問解釈を鍛える
対策①は設問解釈を鍛えることとします。
過去問演習・受験での自分を省みると、題意や設問意図に沿っていない解答を作っていることが多かった、つまり、設問解釈が甘かったことが分かりました。
テーマを踏まえた上で、設問解釈をしっかり行うことで、題意や設問意図に沿った解答、加点となるキーワードを使えるようにしていきます。
対策②:(事例Ⅲ・Ⅳ)基礎知識の復習
対策②は、事例Ⅲ・Ⅳでの基礎知識の復習をしていきます。
令和4年の事例Ⅲは比較的簡単と言われていましたが、僕には難しい問題でした。
生産・QCDに関する知識が不足していて、要素をどのフレームワークに当てはめれば良いのか分かりませんでした。
そこで、事例Ⅲの知識を復習して対策としていきます。
事例Ⅳも同じく。
対策③:演習を積み重ねる
対策③は、上の対策①・②を踏まえた上で、過去問・模試での演習をしていきます。
過去問演習ではふぞろいシリーズ、模試では模範解答と解説を確認して、設問の題意・意図に沿った答えが書けているかどうか、加点となるキーワードを解答中に盛り込めているか、確認していきます。
対策④:ココスタで確認してもらう
対策④は自分が作った解答を、ココスタで確認してもらい、分かりやすく読みやすい解答になっているか確認してもらいます。
二次試験に合格するために必要なことの1つに、「読みやすい、分かりやすい解答」って必要だと思うんですよね。
先日、こんなツイートを見つけたのでシェアさせていただきます。
対策⑤:事例Ⅳの計算問題をやり込む
課題の事例Ⅳは計算問題をやり込んでいきます。